「もう不満は言わない」で何かが変わった

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いよいよ高校受験

「母さんは僕のこと信じてくれてないんだ・・・」

傷ついたように言う息子の言葉にどきっとしました。

「いや、信じてないわけじゃないんだけど、心配だから」

と、答えつつも、内心、こどもにこんな言葉を言わせてしまうなんて、とわたしは焦りました。

もう、不満は言わない
ウィル・ボウエン
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我が家の息子は今年高校受験。

のんびりゲームをしているこどもを見ると、つい「宿題はしたのか」「今日は勉強を何時間したのか」「ゲームばかりしているんじゃない」「早く勉強にとりかかれ」と、口にしてしまうことも多く、そんな中で、わたしに言った冒頭の息子の言葉です。

それから、しばらくすると、わたしが勉強についての話題を出すだけで、息子は不機嫌になり、話しを途中でさえぎるようにさえなりました。

こどもの行く末を心配しているのに、どうして心を開いてくれないのか?と、わたしはわたしなりに悩んでいました。

「もう不満は言わない」との出会い

そんなある日、新聞の書籍広告で「もう不満は言わない」を見かけ、何か心ひかれるものがあり、後で、ネットで注文しようと思っていました。


そうすると今度は、A8Buzzで書籍レビューの参加募集があったので、何か縁のようなものを感じ、参加してみることにしました。そして、今こうして、書籍のレビューを書いています。

言葉と考え方はお互いに影響を与え合っている

「もう不満は言わない」は、アメリカの牧師さんが書いた本です。本に書かれていることを一文で説明するなら、

21日間不満を言わなければ、
いろんなことがうまくいくので、
挑戦してみよう

ということです。そして、紫のブレスレットを使って、

もし自分が不平不満や
人を責める言葉、ゴシップを言ったら、
紫のブレスレットを反対の手にはめかえる

ということを実践します。

ちなみに、紫のブレスレットというのは、こんなのです。

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今回わたしは、A8Buzzでの参加なので、書籍と一緒に届きましたが、通常は、本書のカバーについている応募券を愛読者はがきに貼って、必要事項等を記入して応募すると、応募した全員ブレスレットをプレゼントしてくれるそうです。ただし、締切はあるようなので、購入される方はお早めに。

さて、人生啓発本などでも、「人間はなりたい自分になれる」とか、「人は自分の思ったとおりになる」ということは、よく書かれていることでもあり、わたしもそれはある意味真実ではないかと思っています。

そして、思考と言葉はある意味密接に関連しているので、言葉をコントロールすることで、考え方もその影響を受けるということだと思います。

わたしは、もともと言葉についてとても興味があるので、子どもたちには、「汚い言葉」は、使わないように、ということは、常日頃から言っており、また自分もそれを心がけているつもりでした。

そしてまた、自分は、前向きな人間だと思っていたので、それほど不平不満や人を責める言葉、ゴシップなどは、話していないと思っていました。

そう思いながらスタートした「不平不満のない21日間への挑戦」でしたが・・・

一体一日に何回ブレスレットをつけかえるのか?

自分で、ブレスレットをつけて、挑戦してみると、自分がどれだけ、不平不満をいっていたのかに気づいて、がくぜんとしました。

自分はとても前向きな人間だと思っていたからです。

小さなことから、大きなことまで、わたしの毎日は不平不満に充ち満ちていました。これでは、体調が悪くなるのも当たり前です。

そして、一番ショックだったのは、こどもに、勉強について話しをしようと思った時に、自分がそのことを口にできなかったことです。

わたしは自分の不平不満をこどもにぶつけていた?

わたしはいつものように、こどもに「ゲームばかりしていないで、勉強するように」と、声をかけようとしたのですが、その瞬間、手首につけた紫のブレスレットが目に入り、わたしは、声をかけることができなかったのです。

これは、一体どういうことでしょう?わたしは呆然としてしまいました。

わたしは、こどもに、勉強に関するアドバイスをしていたのでは、なかったのでしょうか?

なのに、なぜ、紫のブレスレットをはめて、不平不満を言わないように心がけているということを思い出すと、こどもに勉強の話しができないのでしょうか?

それは、おそらく、わたしは、勉強に関するアドバイスをこどもにしていたつもりでしたが、実際には、そうではなく、わたしは、こどもが勉強しないことについての不平不満をこどもに言っていたのです。

そのことに気づいた時、わたしは頭が真っ白になりました。

受験となると、親も子も不安です。本来なら、わたしは子供を支えてやらなければならないのに、自分が安心したくて、こどもに勉強しろ、と言っていたのです。

だから、こどもも、「母さんは僕のこと信じてくれてないんだ・・・」というメッセージを発し、それをわたしが受け止めることが出来なかったので、わたしと勉強のことについて、話すことすら拒み始めたのでしょう。

なんか、書いてたら、涙が出てきてしまいました。全く今まで気がつかなかったなんて、情けない母親です。

毎日、毎日、不平不満を言われていたら、そりゃあ誰だってやる気もなくなるし、傷つきます・・・

沈黙の行

ブレスレットをつけ始めて、今日で7日目です。ブレスレットをつけた最初の日にそのことに気づいてから、勉強の話題に関しては、わたしはずっと沈黙しています。

不平不満を言うくらいなら、黙っていた方がましだからです。ある意味、沈黙の行。お口にチャックです。

そうすると、不思議なことに、(不思議ではないのかもしれませんが、)なんとなく、こどもの態度が変わってきたような気がするのです。

よくよく注意してみていると、自分で時間を決めて勉強しているようでもあります。会話の中でも、「もう少し、英語の点が上がるようにがんばろうと思うんだ」と言ってみたり。

わたしは、とりあえず、今はまだ、不平不満なしにその話題について話す自信がないので、にこにこしながら、うなずいて聞くだけにしています。

それでも、わたしは、息子との関係が改善され始めたことに、とても感謝しています。

ブレスレットをはめてつけかえることが大事

たった6日間ほど、試してみただけなのに、そして、まだ1日も不平不満を言わずに過ごせた日がないのに、家族との関係が変わり始めた、そのことにとても驚きました。

これなら、もし、21日間、不平不満を言わない日が達成できたら、確かになんでもうまくいくかもしれない、と思いました。

ただ、この本を読んだだけでは、やはり、自分をかえていくことは難しいと思います。

大事なのはブレスレットをつけて、不平不満を言うたびにはめかえて、それを継続することです。

世の中に有用な自己啓発書はたくさんあります。それらを読んだ人が全て実行すれば、世の中はすごいことになっていると思いますが、実際にはそんなことはありません。

それは、本を読んでも、実行する人が少ないから。そして、さらに続ける人が少ないからです。

この本の非常に優れた点は、よい習慣を続けるための、とても簡単なシステムを提案していることです。

紫のゴムのブレスレットをはめて、不満を言うたびに移し替える、これなら、しようと思えば誰にでもできます。何も難しいことはありません。

紫のブレスレットをもらうのが面倒なら、何か変わりになるブレスレットでもよいのです。

わたしも実行してみて実感しましたが、手にブレスレットがはまっていると、なんとなくずっと言葉がモニターされているというか、フィルターをかけようとしている感じがするのです。

何かを話すときには、手首にはめたブレスレットが目に入り、無意識のうちに、不平不満を言っちゃいけない、とメッセージを感じ取るような気がします。

引き続きブレスレットを続けます

まだ6日間しかブレスレットをつけていませんが、引き続き21日間の不平不満を言わない日々に挑戦してみようと思います。

何かが変わる予感がするから。そして、もっともっと、家族と幸せに暮らしたいから。

正直、こんな体験を書くのは、ちょっと恥ずかしいなと思ったのですが、きっとこどもさんとの関係で同じように悩んでいる方もおられるかもしれないと思い、あえて、恥さらしですが、書くことにしました。

もし、いろんなことがうまくいかなくて、悩んでいる方がおられたら、この本を読んでみて、実践してみてはいかがでしょう。

ブレスレットをはめかえるだけですから、難しいことは何もありません。きっと、知らない自分と、いつもと違う毎日に出会うはずです。

最後に、この本に出会えた幸運に感謝しつつ、これでレビューを終わりにしたいと思います。


もう、不満は言わない
ウィル・ボウエン
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