クリスタル・パレスの古代機械からグインが転送された先は、やはりノスフェラスだった!
熱砂の放浪者―グイン・サーガ(93)
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栗本 薫
早川書房
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おすすめ度の平均: 

饒舌なグィン、なんとも毒気が抜けたグラチウス
うざい。
正直・・・疲れる
嫌な予感がしたのは私だけではあるまい。
浪費されるページアマゾンでも、評価がわかれているようですが、わたしは、こういう感じの話の流れは嫌いではありません。割と面白かったです。
というのも、今回の前半は、熱砂のノスフェラスをグインが放浪し、その放浪している間に、自分という存在について、いろいろ思いを巡らすというのが、メインです。
で、わたしは、この人生について思いを巡らすグインの独白というも、結構好きです。
そもそもこのグイン・サーガからして、グインがおのれは何者なのかという問を胸に世界を旅する、という自分探しの旅というのが根底にあると思っています。
こういう、自分とは何か、人生とは何か、という問いはなかなか興味深く、自分にとっても胸震わせられるものでもあるので、読むのが好きなのです。
逆に、こういう問いを延々と考えるのが嫌いな方は、早く先へ進めよっ!てちょっといらつくかもしれません。
今回の本の中ではっとしたフレーズはこれ。
すべては生々流転することにこそ意味があり?足をとどめたものには、難の変転ももはやありえぬ。・・・・・・また、流転を拒み、信じまいとするものは、いつか必ず、時の流れを敵にまわすだろうと・・・・・・(熱砂の放浪者―グイン・サーガ(93):p224)
う?ん、なかなかに奥深いものがあります。人は一瞬として、同じものではなく、そして、変わっていくことにこそ価値がある、ということでしょうか。
さて、前半はグラチウスがグインを助け、後半は、いよいよあの北の賢者ロカンドラス(の魂?)が登場し、グインをグル・ヌーの中心部、星船へと導きます。
そして、そこにいたのは、あの人!人か?いや、生命体!で、次回へ続きます。
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▼ 2009/4/13更新:Amazon.co.jp >>>黒衣の女王 グイン・サーガ126

