火の山/グイン・サーガ102巻

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グラチウスはやっぱりグラチウスだったと、納得の一巻。闇の司祭ですから、今までが気色悪いくらい良い人を装ってたんですよね。

火の山 グイン・サーガ(102)
栗本 薫
早川書房
売り上げランキング: 116456
おすすめ度の平均: 4.0
4 イシュトの黎明?
4 生と死と。炎と嵐と。
4 がんばれ、イシュト
5 もう101冊ですか!
2 もう少しサクッと書けないものか。

闇の司祭グラチウス

ここしばらく、おのれの利害が一致していたため、ケイロニア軍に協力していたグラチウスですが、ここへきてやっと本性が現れたというか、まあ、元々そうだったというか。

グインとスカール王子をユラ山系の山の中で火事をおこし、追い立てます。

結果的には、グインとグラチウスの根比べで、グラチウスが根負けして雨を降らせますが、気の毒なのはそれまでこらえきれず、亡くなってしまったスカールの民。

最後の最後で、グインが謎ときというか、自分はわかってた、みたいなことを言いますが、それにしても、スカールの民達が可哀想だよ、と思っちゃいましたね。

イシュトヴァーンの変化

さて、グインに負傷させられ、生死をさまようイシュトヴァーンですが、驚異的な生命力で、迎えに来た悪霊?から逃れ、生へと生還します。

そして、グインにお腹をさされたことで、イシュトヴァーンに変化が。

結局、彼は、グインに認められたかった、ということなのかな、と思います。

今までは、どんなにあがいても、グインのてのひらでころがされていただけの自分が、グインが直接手を下さなければならない存在となった、というのが嬉しかったのでしょうか。

いずれにしても、わたしも昔はイシュトヴァーンが一番のお気に入りだったので、(今はヴァレリウスだったりしますが、)なんとか、彼が昔のようにとまではいかずとも、もう少し心安らかに生きていくことができるようになればいいな、と思います。

次巻は、2大魔道士激突!ヴァレリウス大活躍♪

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▼ 2009/4/13更新:Amazon.co.jp >>>黒衣の女王 グイン・サーガ126

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