グラチウスはやっぱりグラチウスだったと、納得の一巻。闇の司祭ですから、今までが気色悪いくらい良い人を装ってたんですよね。
早川書房
売り上げランキング: 116456

イシュトの黎明?
生と死と。炎と嵐と。
がんばれ、イシュト
もう101冊ですか!
もう少しサクッと書けないものか。闇の司祭グラチウス
ここしばらく、おのれの利害が一致していたため、ケイロニア軍に協力していたグラチウスですが、ここへきてやっと本性が現れたというか、まあ、元々そうだったというか。
グインとスカール王子をユラ山系の山の中で火事をおこし、追い立てます。
結果的には、グインとグラチウスの根比べで、グラチウスが根負けして雨を降らせますが、気の毒なのはそれまでこらえきれず、亡くなってしまったスカールの民。
最後の最後で、グインが謎ときというか、自分はわかってた、みたいなことを言いますが、それにしても、スカールの民達が可哀想だよ、と思っちゃいましたね。
イシュトヴァーンの変化
さて、グインに負傷させられ、生死をさまようイシュトヴァーンですが、驚異的な生命力で、迎えに来た悪霊?から逃れ、生へと生還します。
そして、グインにお腹をさされたことで、イシュトヴァーンに変化が。
結局、彼は、グインに認められたかった、ということなのかな、と思います。
今までは、どんなにあがいても、グインのてのひらでころがされていただけの自分が、グインが直接手を下さなければならない存在となった、というのが嬉しかったのでしょうか。
いずれにしても、わたしも昔はイシュトヴァーンが一番のお気に入りだったので、(今はヴァレリウスだったりしますが、)なんとか、彼が昔のようにとまではいかずとも、もう少し心安らかに生きていくことができるようになればいいな、と思います。
次巻は、2大魔道士激突!ヴァレリウス大活躍♪
グイン・サーガ最新刊はこちら!
▼ 2009/4/13更新:Amazon.co.jp >>>黒衣の女王 グイン・サーガ126

