あやめゆうさんのリンガドンシリーズ第二弾「幽霊街と呪い笛吹き」を買って読みました。
おもしろかった!
前作の妖精王や灰色狼も出てくるのもお楽しみです。
あやめゆうさんの淡々としているけれども、熱い何かを秘めた感じの作風というのが、とても好感が持てます。
そして、非常に切れる主人公が登場します。
前作はそれが妖精姫で、今作ではそれが、軍師のカミナでした。
作品が醸し出す妖精郷の雰囲気とは裏腹に、人がどんどん亡くなります。
なのに、軍師のカミナ・クルスが最後までいさぎよいのが不思議な印象も。
本書を読んだ人はきっと、「貴族の義務」について考えざるをえないでしょう。
それは、必ずしもいわゆる貴族の話だけではありません。
ある意味、本書は正しくおとぎ話なのでしょう。
3作目が完結編らしいので、次回もまた楽しみですね。
